デューディリジェンス

BCBN(BC州ビジネスネットワーク)登録企業は事前スクリーニングを受けており、提供情報に誤りがないことが確認されています。このスクリーニングはかなり厳格ですが、それでも提携先やプロバイダーの候補となる企業に対しては御社自身でデューディリジェンスを実施することが重要です。デューディリジェンスは初期接触、落札先決定、各種契約締結、およびこれに準じた活動の前に行う必要があります。

デューディリジェンスを行い、情報が信頼できると確認することは、業務提携や供給契約からの金銭ロス発生リスクを最小限にとどめる助けとなります。どの程度詳しいデューディリジェンスを行うかは、契約内容とその複雑さ、さらには契約に関わる企業の性質によって異なります。デューディリジェンスは重要ですが、一方でデューディリジェンスを行い過ぎると提携関係や供給計画に悪影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。どの程度詳細かつ厳密なデューディリジェンスを行うべきか不明の場合は、専門家にご相談下さい。
 

1.初期接触の前

候補企業と連絡を取る前に、公知の記録を使って相手先を調べます。さまざまな情報源を使い、悪い評判や評価があれば注意しておきます。候補企業の沿革や他社との業務関係も調べます。こうした予備調査が済めば、多くの情報をもとに正式契約に向けた交渉ができます。予備調査は相手を探るのが目的である以上、契約締結までの段階ではオープンマインドが重要です。
 

2. 新たな業務提携先・サプライヤーを検討する

取引相手を検討中の場合、候補企業は徹底的に調査します。調査項目の例:
  • 利益相反はあるか?
  • その会社の一般へのイメージは?
  • その会社のチーム作業に対する考え方は?
  • 両社は共存できる組み合わせか?
  • 両社の製品・サービスは補完的か?
  • 要件となる能力を持っているか?
  • これまでの実績は。過去に結んだ業務提携や供給契約は問題なく終了しているか?
  • 信頼できる会社か?
  • その会社の強みと弱みは何か?
上記以外にも検討項目はあります。デューディリジェンスをどこまで厳格に行うかは、どのような契約を結びたいかによります。契約を結ぶことは、御社の一般へのイメージに対するある程度の金銭的リスクを必ず伴うことになります。
 

3. 長期的パートナーシップ

初期接触後、相手先と長期的な提携関係を結びたいと希望する場合は、専門家に徹底的なデューディリジェンスを依頼したうえで長期提携契約を締結することを強くお勧めします。情報に基づく戦略的決定を円滑化するには、以下のようなチェックを専門家に依頼することができます:
 

背景調査代理

  • 照会先のチェック
  • 背景のチェック
  • 犯罪歴のチェック

弁護士

  • 訴訟(過去のもの、現在保留中のものを含む)

会計士

  • 経営評価
  • 信用格付け
  • 前年の財務報告書、各種プロジェクト情報およびその他財務情報
  • 前任の会計士の作業ファイル
  • 納税申告書
  • 売掛金
  • 各種施設
  • 在庫の状態、在庫回転期間
  • 未払・未記録の負債
以上に示した段階はデューディリジェンスの大まかな枠組みであり、これを参考に提携候補のポテンシャルやリスクの可能性をよりよく理解できることを意図しています。