ビジネスコストの考慮

ブリティッシュ・コロンビア(BC)州は事業展開に魅力的な場所です。BC州の法人税率は北米の中で最も低く、ビジネス関連の政策や恵まれた自然環境のおかげでビジネスコストを低く維持することができています。

BC州の事業税

BC州の企業には26%の法人税が課せられています。この法人税率は、主要先進諸国の中で最も低い水準です。国際金融取引、研究開発、クリーンエネルギーに従事する特別事業については、税制上の優遇措置によって実効税率がさらに低くなります。例えば、International Business Activityプログラムに基づく優遇措置が適用されると、企業の実質的な税率はわずか15%まで下げることが可能な場合があります。

一般的に永続的にBC州に根ざした企業ではない場合は、カナダ国内で発生した所得のみが課税対象となります。BC州を拠点とする企業の場合には、世界全体における所得に対して課税されます。通常、非居住者 の所得には、源泉徴収税が適用されます。非居住者に代わって一定額が源泉徴収されて連邦政府に納められます。しかし、カナダと他国間の租税条約では、カナダに居住していない事業者の多くが収益に対するカナダの税金を支払わなくてよいことが示されています。

BC州におけるビジネスコスト

BC州は投資を積極的に推進し、北米における最高のビジネス環境を創出しています。BC州では、ビジネス活動を展開する際のコストを抑制するため、以下の政策を導入しています。
  • 州の給与税、資本税はなく、またほとんど全ての製造機械または製造設備に対する財産税を課しません。
  • 連邦税法では、雇用者が支払う社会保障税額を給与のわずか4.95%、雇用保険は2.63%と定めています。
  • 社員の健康保険料費は、雇用者が支払いやすい価格に設定されています。健康保険は任意加入でもあります。政府が支援している健康保険の年間保険料は、3人以上の家族で1,536ドルであり、米国の一部の地域と比べて86%も低い額に設定されています。
  • BC州には、社員研修に対する支援制度があります。雇用者は、給与、プログラム、研修レベルに応じて、社員1名当たり、最高4,000ドルの年間税控除を受けることができます。対象となる社員も、修了した研修レベルに応じて、1,000~2,500ドルの税控除を受けることが可能です。