成功事例

ドイツの造船会社 カナダ進出先にバンクーバー島を選ぶ

ドイツの造船会社 カナダ進出先にバンクーバー島を選ぶ


独ATLAS ELEKTRONIKグループの子会社、アトラス・エレクトロニック・カナダ社は、カナダ造船調達戦略(NSPS)に基づいた更新契約を支援するためにビクトリア市に事務所を開設した。アトラス・エレクトロニック社は、合わせて3千万ドルから4千万ドルの契約額が見込める作業にBC州のサプライヤーの確保に努めており、また連邦政府の契約を受けシースパン・マリーン社が非戦闘船を建造するノースバンクーバーの造船所の作業支援に有利な態勢を整えている。

船舶の製造はまだ始まっていないが、ブリティッシュコロンビアの投資誘致チームの代表と会議を重ねた結果、ATLASの新会社であるカナダ子会社の社長兼CEOのリック・ゲルブレヒトは、西海岸進出拠点にビクトリアが最適と判断した。造船関係とハイテク海事関係の専門知識を持つ会社が多く集まっていることと、確かなビジネス環境などの要因がアトラス・エレクトロニック社の決定に影響を与えた。その上、船舶の製造はバンクーバーだが、仕上げと試験はビクトリアの造船所で行われるため、ビクトリアはシースパンとのプロジェクトに戦略上に有望な場所となることだ。

ATLAS ELEKTRONIKグループはドイツのブレーメンに本社を置く、ティッセンクルップ社とEADS社の共同子会社で、従業員数は世界各地の関係会社を含め1900人余り。同社は海軍向けの地雷探知・除去、ソーナー、コマンドコントロールシステムのソリューションを提供している。また自律型無人潜水機、セキュリティシステム、北極圏監視システム、沿岸監視システムなどの製造も行っている。同社はカナダでも研究開発を行う意思があることをゲルブレヒトは示唆している。

アトラス・エレクトロニック社のような国際的に知名度の高い船舶関連会社の進出により、西海岸の造船業界に雇用や専門技術の開発などに著しい恩恵がもたらされ、また地元の海洋技術セクターの強化が期待できる。

BC国際通商・投資代表部はアトラス・エレクトロニック社にBC州のビジネス環境、人材プール、優位なビジネス上の利点がいかにカナダの船舶関連事業を強化するかについて説明をしました。他セクターの企業の皆様にも同じことをお勧めいたします。ぜひ国際通商・投資代表部へお問い合わせください。

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