成功事例

バンクーバーのクリーンテクノロジー企業、米投資会社から新たに資金調達

バンクーバーのクリーンテクノロジー企業、米投資会社から新たに資金調達


2014年2月、バンクーバーを拠点とするクリーンテクノロジー会社のAxine Water Technologies社(以下、Axine社)は、米国カリフォルニアのベンチャーキャピタルであるロダ・グループから「シリーズA」の投資を受けた。ロダ・グループは560ドルの資金を提供する。同社の出資により、アクシン社に投資するのは、既存投資家のChrysalix Energy Venture CapitalBDC Venture Capitalと合わせ3社となった。Axine社に対するシリーズAの投資額は、北米で実施された過去1年以内の上水・下水分野におけるシリーズA投資の中で最大であり、世界的にも近年最高の水準である

Axine社は、産業排水に含まれる高濃度の毒性有機物、アンモニア、その他の汚染物質を、化学物質を使わずに低コストで処理する技術を開発した。また、石油・天然ガス、製錬・精製、廃棄物管理、化学処理の大手企業と密接に協力しながら処理技術の評価を行い、最も処理が難しい排水を既存技術の5分の1のコストで処理することを可能にした。

ロダ・グループ代表のマーティ・リード氏は次のように述べる。「この技術を導入することで、顧客は生産性の向上、営業コストの削減、環境規制違反に対する罰金の回避が可能になります。また、操業現場で排水処理と再利用を行うことができるため、コストが上昇している淡水の消費量を減らすことができます。Axine社は水集約型産業が抱える重大な問題に取り組んでおり、同社の技術はまさにブレークスルーと呼ぶにふさわしい技術です。当グループが求めているのはこのような技術であり、私たちはAxine社の経営陣と技術力を高く評価しています。環境面、事業性、投資性から判断して、この技術は「ビッグ・ウィン」になる可能性を秘めていると期待しています」。

Axine社の社長兼CEOであるジョナサン・ローヌは次のように話す。「今回の重要な出資のおかげで、当社は『業界最高』の排水処理技術の事業化に向けて今後も研究開発を加速することができます」。

Chrysalix Energy Venture Capitalのベンチャーパートナーであるジャン=ミシェル・ギレ氏も次のように述べる。「石油・天然ガス産業は、水コストの上昇、水資源再利用の要請、汚水排出基準の厳格化に直面しており、各企業は水問題にこれまで以上に戦略的に取り組む必要があります。Axine社は、石油・天然ガス産業のバリューチェーン – SAGD法によるオイルサンド開発現場から製油所排水まで – が抱える重要な課題に取り組み、業界が必要としている、まさにブレークスルーというべきディスラプティブな技術を用いて独自性の高いソリューションを提供します。このソリューションは排水処理と同時に環境の保護にも役立つもので、石油・天然ガス産業は同社のイノベーティブな技術が実現する真のエネルギー機会を認識する必要があると思います」。
 

BC州のクリーンテクノロジー産業は、健全な環境スチュワードシップと環境管理におけるリーダーシップで世界的に高い評価を得ています。アジア、ヨーロッパ、米国の投資家および企業は、BC州企業が実施しているクリーンテクノロジー・プロジェクトに経済的なメリットと環境上の便益の両方があることを認識するようになっています。BC州のクリーンテクノロジー企業は、水素燃料電池、クリーントランスポーテーション、エネルギー管理・省エネ技術、再生可能エネルギー技術、水資源・廃棄物資源管理技術に強みを持ちます。BC州のクリーンテクノロジー産業への投資にご関心をお持ちの方は、最寄りのBC州政府事務所までお問い合わせください。

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