税制優遇措置

低い税率

カナダのブリティッシュ・コロンビア州は北米中トップレベルの競争力を有する税環境が整っています。個人所得税率の競争力も高いのが特徴です。
 

法人所得税

BC州における業種別の法人実効税率は、西海岸の他の地域に比べて大幅に低くなっています。例えばデジタルメディア業界におけるBC州の法人実効税率は11.8%であるのに対し、米国西海岸の同じ業種への法人実効税率は30%を上回るのが通例です。

BC州の一般法人所得税は11%と、カナダでも最低水準に属します。連邦税と州税の合計税率は26%であり、G7諸国でも最低水準です。
 

連邦法人所得税と州法人所得税の合計税率(2016年)

BC州 26.00%
オンタリオ州 26.50%
カリフォルニア州 40.75%
ワシントン州 35.00%
オレゴン州 39.94%

出典:PwCリサーチ2015年9月5日
2013年度ブリティッシュ・コロンビア州予算財政計画

BC州の法人所得税は、最初の50万カナダドルに対してはわずか2.5%です。2002年以降、50万ドルの閾値は150%増加しており、企業はより多い所得に対してより少ない税金を支払えばよい仕組みになっています。

 

税控除・免除制度

BC州ではこうした低い税率に加え、多くの業種を対象に税控除・免除制度を設定しています。対象となる業種は研究開発、採掘探査、石油・天然ガス生産、映画・TV制作、インタラクティブデジタルメディア、国際事業です。

BC州は給与税、フランチャイズ税、資本税を課税していません。また、大半の製造機械・製造装置は州売上税の課税対象外です。
 

法人実効所得税率*

  製造業 デジタル(2セクターの平均) 研究開発(3セクターの平均) 企業向けサービス(2セクターの平均)
BC州** 15.2% 12.6% 0.0%*** 20.9%
リフォルニア州サンディエゴ 29.4% 31.7% 18.4% 35.6%
オオレゴン州ポートランド 29.1% 36.6% 21.4% 41.3%
ワシントン州シアトル 24.7% 31.5% 18.2% 34.6%

出典: KPMG「競争力の選択肢に関する特別報告書:税に焦点を当てて」2014年

*実効税率は、各業種のモデル事業に適用される平均税率に基づいています。
**バンクーバー、ビクトリア、カムループス、プリンスジョージの平均実効税率
***研究開発税額控除では、すべての所得税支払義務が免除されます。

個人所得税

BC州の年収122,000ドルまでの個人所得に対する個人所得州税は、カナダ国内で最も低い水準になっています。